1972-09-13 第69回国会 衆議院 商工委員会 第3号
エバリー氏が来ましたときに、私はこの問題を鋭く指摘いたしまして、ハイレベルのこの問題等に関するダンピング法適用の会談をやることになって、この九月十一日からワシントンでいま始まっているところです。この先方との話し合いにおいて、われわれの代表は激しくこれを指摘して、最終的にそういう不幸な結果が起こらないようにいろいろ努力させておる最中でございます。
エバリー氏が来ましたときに、私はこの問題を鋭く指摘いたしまして、ハイレベルのこの問題等に関するダンピング法適用の会談をやることになって、この九月十一日からワシントンでいま始まっているところです。この先方との話し合いにおいて、われわれの代表は激しくこれを指摘して、最終的にそういう不幸な結果が起こらないようにいろいろ努力させておる最中でございます。
しかるに、他方においては、綿製品取りきめの締結、毛製品協定の推進、ダンピング法適用強化などを行なっておるではありませんか。アメリカの態度は、まことにてまえがってで、非合理といわなければなりません。(拍手)口で貿易自由化を唱え、他国に強く要請しながら、輸入制限が完備している国がアメリカだといっても過言ではないでしょう。わが国の自由化率は九三%であります。
近く開催されるわけでございますが、わが国としては、アメリカの、いま言った反ダンピング法適用の関係、アメリカ・セリング・プライスの問題、関税評価の問題等について問題を提起する考えでございます。